競馬ギガ盛りブログ「再びこの舞台へ」(4月12日)
こんばんは、小田穂乃実です。本当に、改めて競馬という競技は全力で命を懸けて戦う人々や、馬の頑張りの元で成り立っているんだということを感じました。藤岡康太騎手の丁寧で、馬へ敬意を持ってお話しされる姿がとても印象に残っています。ある助手さんと未勝利クラスで走っていた馬の話をしていた時、「その子絶対走りますよ!」と、1頭1頭に情熱を注いでいる姿を見て、本当に馬への愛情が深い方だと思っていました。藤岡康太騎手のご冥福を心からお祈りします。
明日は、中山のメインで障害レースの大一番である、〝中山グランドジャンプ〟が行われます。以前、黒岩ジョッキーや小野寺ジョッキーに障害レースについて詳しく取材させていただき、個人的にとても楽しみにしているレースです。
昨年の当レースをイロゴトシとのコンビで勝利し、キャリア22年目にしてG1初勝利を飾った黒岩ジョッキーに、お話を聞かせていただきました。
再びイロゴトシとコンビを組み、連覇の懸かる一戦。「もちろん勝ちたい。だけど、去年勝ってからここまでの過程が順風満帆ではなかった。仕切り直しで、チャレンジャーの気持ちで挑みます」と気持ち新たに、力強くお話しされる黒岩ジョッキー。「休んでいる期間も長かったですし夏負けしてしまって、秋に向けて調子が落ちたところから、いかにもう一度レースに向けて立て直すかという感じでした」。
復帰戦となった2番人気に支持された東京ハイジャンプは6着。休み明けに加え、他馬に比べて斤量を2キロ重く背負っていたことも考えると、最後はじりじりとした伸びを見せていました。
水曜日に調教にまたがった黒岩ジョッキーは、「前走1度平場で走ったことによって、体が締まって、この馬本来の動きが出てきました。元のイロゴトシの雰囲気に近づいているんじゃないかな。身体能力自体は本当にすごく高い」と、改めて相棒の能力の高さを信じます。
困難を乗り越え、再び舞い戻ってきたこの舞台。黒岩ジョッキーとのコンビで華麗にジャンプするイロゴトシの姿を見るのがとても楽しみです。競馬という世界で、全力で戦っている全人馬に敬意を持って、これからも取材をさせていただきます。そして、レースへ向かう全人馬が無事に走り終えられますように。
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