がん治療中のチャールズ国王 カミラ王妃と共にイースター礼拝に出席へ 2月にがん発表後初の公の場

 チャールズ国王がカミラ王妃と共にウィンザー城で行われるイースター礼拝に出席する。現在がんの治療中のチャールズ国王が、31日午前に聖ジョージ礼拝堂で行われる礼拝に出席予定であることを英王室が明らかにした。

 国王にとって、がんと診断されたことを2月に発表して以来初めての主要な公の場となる一方で、先週がんの治療中であることを公表していたキャサリン妃と夫のウィリアム皇太子は欠席するという。

 22日キャサリン妃は、テレビ放送されたビデオメッセージの中でがんを公表、寄せられているお見舞いのメッセージやサポートに感謝の意を表したうえで、ウィリアム皇太子(41)、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)ら家族にとって「とても困難」な時期を過ごしいると告白、がんと診断されるまでの経緯についてこう明かした。「1月、私はロンドンで腹部の手術を受けました。その時点では、がんではないと考えられていました」「手術は成功しました。しかしながら、術後の検査によってがんであることが判明したのです」

 そして「大きなショックを受けた」と明かす一方で、幼い子供たちのため、内密に対応できるようウィリアム皇太子と出来る限りを尽くしたと続け、治療を完了するまでの間、一家のプライバシーへの配慮を求めていた。

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