パリ五輪の聖火、マルセイユ到着 船1000隻とパレード

 聖火の到着を控えるフランス南部マルセイユの旧港で行われたブレイキンのパフォーマンス=8日(共同)
 パリ五輪の聖火をのせた帆船を見ようと集まった人たち=8日、フランス南部マルセイユ(共同)
 フランス南部マルセイユ沖をパレードするパリ五輪の聖火をのせた帆船(手前右)=8日(共同)
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 【マルセイユ(フランス)共同】ギリシャ西部のオリンピアで採火されたパリ五輪の聖火は巨大な帆船に運ばれ、フランス南部マルセイユの旧港に8日夜(日本時間9日未明)に到着。五輪でセーリング会場にもなるマルセイユでは、8日午前から海岸沿いで約千隻の船と一緒に到着を祝うパレードが行われた。

 青空の下で多くの見物客が岸に訪れ、携帯電話のカメラで航行する大船団を撮影したり、船へ向けて手を振ったりする人もいた。旧港ではパリ五輪で初採用のブレイキンのパフォーマンスが行われ、大型ビジョンにパレードの様子が映されたほか、ステージも設置されて祝祭ムードを演出。一方で周辺を交通封鎖し、入場者の持ち物検査を実施するなど厳戒な警備体制を取った。

 聖火リレーは7月26日の開会式まで約1万人が走り、海外領土を含むフランスの400以上の市町村を巡る大規模なイベントになる予定。

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