24歳・平戸海 照ノ富士に初めて胸を借り2勝5敗「すごく重くて体力を奪われました」 夏場所での初挑戦心待ち「楽しみ」

 ぶつかり稽古で照ノ富士(後方)の胸を借り、フラフラになる平戸海
 平戸海(右)を力強く寄り切る照ノ富士
 ぶつかり稽古で平戸海(右)に胸を出し、笑みを浮かべる照ノ富士
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 大相撲の春巡業が27日、埼玉県所沢市で行われ、幕内平戸海(境川)が横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)から三番稽古(同じ相手と続けてとる)で指名された。7番とって2勝。もろ差しから休まずに出て寄り切る相撲もあった。

 照ノ富士に稽古で胸を借りたのは初めて。「やったことがなかったので、ありがたかった。一番一番がすごく重くて、体力を奪われました。2、3番で息が切れていた」と重さと圧力を実感した。

 春場所は西前頭4枚目で9勝を挙げ、自己最高位で迎えることになる夏場所(5月12日初日、両国国技館)では初めての横綱戦も確実。20日に24歳になったばかりの“たたき上げ”のホープは、攻略の糸口を「止まったら負ける。止まらないこと、先に先に攻めることですかね」と思い描き「結びの一番をとってみたいと思っていた。楽しみです」と挑戦を心待ちにした。

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